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【ふみの文】冬限定:みかんに生命を与える問題 ※ブログ限定

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冬限定:みかんに生命を与える問題

冬になると、私は絶対に欠かさないものがある。
みかんである。ビタミンC豊富! すなわち風邪予防!
冬を元気に乗り切るための、私なりの『先物投資』だ。
ゆえに我が家のダイニングテーブルには、
オレンジのかわいい果物が冬じゅう鎮座している。

ところが。

みかんを食べづらくする輩が現れるのだ。
犯人は娘と、油性ペン一本。
ちょん、と目。にゅっと口。ときどきヒゲ。泣いたり笑ったり。
いろんな表情のみかんが量産される。
無機質なオレンジの塊が、一気に愛嬌をまとっていく。

娘いわく、つるっとした無地の表面を見ると
「創作スイッチ」が入るらしい。

困るのは、そのあとだ。
描かれたみかんは、食べにくい。目が合う。しかも笑ってる。
こちらの良心に直球でくる。
「いただきます」と「ごめんね」を同時に言う日が増えた。

最後まで残るのは、たいてい『泣き顔』のやつ。
命乞いしてるみたいでいたたまれない。
そのくせ、日が経つと水分が抜けて軽くなる。
弱っていくの、やめて。

カピカピになったかわいい子を、毎年食べずに見送ってきたが、
それではいけない! と奮い立つ。

そこで今年は決めた。
「無地 → 控えめ → 名作」の順にいただく。
名作は写真を一枚撮ってから。栄養はお腹へ。
作品は写真を撮って印刷するか、カメラロールへ保存。
あとは無慈悲と言われようがなんであろうが、
皮に張りがあるうちにいただく。

今夜の個展の主役は、ちょっとあの——
ピンクで丸くて『吸い込む』系のゲームキャラみたいなやつ。
はい、無地のやつから、いただきます。

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